くすみの無い美しい手に
手は意外と人目につく部分ですから、肌がくすんでいると気になる人も多いでしょう。よく水仕事で手が荒れると言いますが、それは肌をくすませる原因ともなります。食器を洗うときに手袋をしない人や美容師でシャンプーや薬液などを使用している人は肌への負担も大きいため、注意が必要です。手荒れを防ぐだけでなく、くすみを解消するためにも日常的なケアを心がけましょう。
まずは肌への負担を軽減させるため、水仕事のときには手袋をはめたり、刺激の強い洗剤を避けることが大切です。美容師の人は仕事上難しい面もありますが、手に付着した薬剤などをしっかりと落とし、丁寧に保湿ケアをすることで改善できるでしょう。
肌のくすみは顔と同様に、古い角質が残っていることが原因の1つとして挙げられます。そこで角質除去効果のあるスクラブ入りのマッサージクリームなどを使用して、角質を取り除いてあげましょう。
マッサージクリームは肌への刺激が強くないものを選び、血行を促すように優しくマッサージを行います。不要な角質を取り除くだけでもくすみが解消され、肌のトーンが明るく感じられるでしょう。
スクラブでケアした後は、肌の水分量が低下している状態ですから、その後の保湿ケアが大切となります。化粧水で水分を与えた後、ハンドクリームを塗ってケアしますが、就寝時にハンドケア用のグローブを装着して寝るとより効果的です。
また、紫外線もくすみの原因となりますから、外出時には日焼け止めを塗って紫外線をカットしましょう。くすみを取るには時間がかかりますが、日常的なケアを行っていくことで徐々にくすみが解消されていきます。